🔰 はじめに
前回の記事では過去10年間の「年間損益と勝率」を公開しました。今回はさらに踏み込んで具体的に「どの銘柄でどれだけ利益を出したか、また損失を出したか」を公開していきます。過去の大損失を振り返ると悔しい気持ちがこみ上げてきますが頑張って書きましたので最後までご覧ください(泣)
直近の10年間の記録を振り返ってみたところ、356銘柄を売買していました。そのうち利益を出した銘柄は243銘柄、損失を出した銘柄は113銘柄。中には数百円の利益や損失の銘柄もあります。しかし、資産形成に大きな影響を与えるのはその中でも限られた銘柄の成績です。そこで今回は過去10年の取引で利益を出したベスト20と損失を出したワースト20の具体的な銘柄とその金額を紹介します。
投資は成功だけでなく、失敗からも多くを学べるもの。この記事が、皆さんの銘柄選定や投資戦略の参考になれば幸いです。
📈 利益を出した銘柄ベスト20
以下は、過去10年で最も利益を出した上位20銘柄です。何といっても2024年で大きく稼いだ1位のsantec、そして2025年稼いだ2位のビーイング、この2銘柄だけで1億以上の利益をたたき出しています。利益額が大きいのは資産が大きい時に買った銘柄なので投入資金が大きかったというのも一因としてありますが、santecは5バガーぐらいになったのでどちらかというと値幅を大きくとれたのが勝因です。一方のビーイングの方は株価自体はダブルバガーにもなっていないのに大きく稼げました。これはひとつの銘柄に集中投資したからです。
このように同じ稼ぐのでも値幅で稼ぐのか、あるいは小さい値幅でも大きく張って稼ぐのかという戦略の違いがあります。基本的には成長株はボラティリティが大きいので大きく張るのは危険なので小さめに張って値幅を狙いに行く。一方、ディフェンシブ銘柄はボラティリティが小さいのである程度大きめに張って小さい値幅で大きな利益を狙っていくという感じです。
3位~12位ぐらいの銘柄は主に2016年~2018年で稼いだ銘柄たちです。これは相場全体が強かったのが一番の要因かなと思っています。

📉 損失を出した銘柄ワースト20
続いて、損失が大きかった銘柄のワースト20です。失敗の要因や教訓も含めて振り返ります。

⚠️ 大損銘柄に共通する背景
恐ろしい損失額が並んでいますね。。。
損失額が大きかった上位4銘柄は、いずれも大量の信用建玉を保有しているときに「○○ショック」と呼ばれる暴落局面で、追証を回避するためにほぼ底値でロスカットしたものです。数千万の損切をするときはさすがにメンタル削られました。損失額を見て、「家買えるじゃん」とか「スーパーカー買えたのにな」とかよく考えていました。
当時は暴落に巻き込まれて下げたというように認識していて自分の銘柄選びが悪かったのではないと思っていましたが、今振り返るとそれらの銘柄は、その後の株価の戻りもいまいちなので、そもそもの私の銘柄選び自体が良くなかったんだなと今は反省しています。そして、そういう銘柄に自信過剰になって大きく張ってしまったというのが敗因だったのだと思います。
なぜそれらの銘柄を買ったのか。振り返るとそれらの銘柄は「高シェア」「高成長」「参入障壁が高い」など魅力的なキーワードが気にいって買った銘柄です。
例えば2位のエスケーエレクトロニクスは高シェアという点に着目して買いましたが、その後一時的に中国企業にシェアを奪われた時期があって業績が悪化し株価が下落しました。また、アルチザは通信会社の基地局のテスト装置などを手掛ける会社で世界的にも競合は少ない点に着目して買いましたが、通信会社の需要が落ち込み業績が悪化しました。
もちろん、高シェアや参入障壁が高いに越したことはありませんが、それがあるからといって好業績が継続していくということには必ずしもならないということを高い授業料を出して学びました。
成功体験をすると、それが法則みたいになものだと勘違いして次もきっとうまくいくと過信してしまいがちです。しかし、どの銘柄にも必ずリスクが潜んでいるということを忘れてはいけません。その点を肝に銘じて銘柄選びをしていくことが大切です。
それ以外の銘柄は大損失というほどではなく損失額としては許容範囲かなと思います。
今後は信用取引のフルレバレッジをすることはないと思いますので、このような大損失を出すことはもうないと思います。
🧠 失敗から得た教訓
- 信用取引はリターンを加速させるが、損失も拡大する。
- 「高シェア」「高参入障壁」など魅力ある銘柄にも必ずリスクはある。
- 過信は禁物。
- 損失は「失敗」ではなく「学びの機会」。
FIRE達成までの道のりには、成功だけではなく大きな失敗もありました。そういった失敗を繰り返さないよう失敗の原因を分析して次回以降同じ失敗をしないようにしていくことが大事です。ひとつずつ失敗をつぶしていけばおのずと結果はついてくるものだと思います。











