FIRE決断時のポートフォリオを大公開

私のFIREを決断する際に最も重要だったのは日々の生活費を配当金で賄えるかどうか、そしてその配当金が今後も安定してもらえそうかどうか。さらに、万が一に備えて資産の成長も得られたら最高だなという想いがありました。
そこで今回はそれらの基準を一定程度満たしたと個人的に思っているFIRE決断時の私のポートフォリオを大公開します!
最初に、今回公開するポートフォリオは私がメインで使っているSBIわ証券口座の保有銘柄の内容になります。したがって、それ以外の現預金や妻や子供たちのNISA口座の資産は含めていません。ただそれらは金額的にそこまで大きくなくFIRE決断する際にほとんど気にしていませんでした。
さて、それでは本題に入っていきますが、今回はポートフォリオを「アセット別」「保有目的別」「主要銘柄別」に分けて色んな角度から分類分けし、さらにそれらからどれぐらいの配当金が得られているかも公開します。
アセット別の保有割合と配当金
それではまずはポートフォリオをアセット別に分類したものから公開します。


個別株とカバコ(カバードコール戦略ETF)が大きな割合を占め、全体の75%に及び配当金の柱になっています。資産形成がある程度終わった今、資産の成長より安定した配当ということでカバコをPFに取り入れています。
保有目的別の割合と配当金
次に保有している銘柄をどういう目的で保有しているかに分類してみました。


カバコの他にインベスコの世界のベストのような毎月分配型の投資信託も保有していますが、そのような銘柄は資産の成長というよりは配当のみに着目して保有しているので「配当」に分類しました。「配当・成長」に分類した銘柄は主に個別株や高配当過ぎないETFや投資信託で配当だけでなく、今後企業成長により資産の成長、増配などにも期待して保有している銘柄達になります。「成長」はオルカンなど積立NISA枠で配当がないような銘柄が主な内容です。
配当だけに着目しPFを構築した場合、資産が目減りしていったときに精神的にきつくなりそうだなと思い、ある程度資産成長も狙えるPFを意識しています。ただ現状はカバコや毎月分配型投資信託からの配当に頼った構成になっているのでそこが今後の課題かなと思っています。
保有割合 上位20銘柄
それでは最後に保有銘柄のうち保有割合の多い上位20銘柄を公開します。アセットや保有目的も一緒に掲載しておきます。

保有割合の上位にはカバコが名を連ねています。個別株で上位に顔を出してくるのは主に大型通信株のソフトバンク、KDDI、NTT、沖縄セルラーたち。これらの銘柄はディフェンシブ銘柄でもあり、暴落時のクッションの役割も果たしてくれています。
以前はもっと高配当個別株を保有していたのですが、今は高配当ETFや投資信託にある程度移動させました。理由は個別株リスクの排除と分散投資。高配当銘柄で欲しいなと思う銘柄はだいたい構成銘柄に名前が挙がっていましたので、それならその商品買えば全部まとめて買えるじゃんといった感じです。
あと、上位20銘柄だけだとあまり気が付かないかもしれませんが、投資信託は似たような商品なのに別の商品を複数持っていたりします。投資信託はもともと分散は効いている商品なのですが、たまに償還されて強制的に手じまいされてしまうということもあるので念のため似たような商品があると、信託報酬や利回りがそこまで変わらなければ分けて購入しています。
今後の方向性
今後も基本路線は変わらず、毎年安定した配当をキープしつつ、さらに資産の成長、配当の成長も狙っていきたいと思っています。
また、過去のブログでも掲載しましたが資産は使ってこそ価値のあるものになりますので、今後は再投資ばかりではなく出金して使っていくことも同時に意識していきたいと思っています。
最後に
いかがでしたでしょうか?Xだとここまで詳細な内容は載せにくいので、ここまで詳細な内容は初公開になります。
ただし、今回公開したポートフォリオはあくまで私の今の現状に合わせたもので、このポートフォリオが万人にとって最適なものではありません。過去の記事でも何度かポートフォリオについては書きましたが、資産形成がそのゴール、目的、入金力、環境などなど様々な要因でその人にとっての最適なポートフォリオは変わってきます。
大事なのは自分にあった資産形成をしていくことです。今回の内容がその一助になれば幸いです。














