【ポートフォリオの断捨離】こんまり流「片付けの魔法」は資産運用にも効く?増えすぎた銘柄をすっきり整理する方法

こんにちは、NAOです。
前回の記事では、稲垣えみ子さんの著書『家事か地獄か』を読んで感じた「モノを減らす心地よさ」についてお話ししました。
今回は、その本の中で稲垣さんがおすすめしていた、近藤麻理恵さんのベストセラー『人生がときめく片付けの魔法』を読んでみました。
最初は「今回はブログのネタにはならないだろうな」なんて思いながらページをめくっていたのですが……読み進めるうちに、ふと頭をよぎりました。
「これ、資産運用のポートフォリオも全く同じじゃないか?」
家の片付けと、投資のポートフォリオ整理。一見、何の関係もないように思えるこの2つですが、実は共通点があったのです。今回は、その点について書いていこうと思います。
こんまり流「片付けの魔法」の核心とは?
まずは、本の核心をシンプルに振り返ってみましょう。こんまりさんの片付けメソッドは、以下のようなステップで進みます。
- 収納を考える前に、まずは「捨てる(手放す)」。
- 残すかどうかの基準は、触れたときに「ときめくか」どうか。
- 手放したあと、残ったものの「定位置」を決めて大切にする。
- 「衣類」「書籍」など、カテゴリー別に一気にやると成功しやすい。
なるほど、と思い、私はさっそく自分の「下着類」から手をつけてみることにしました。
衣装ケースを開けてみると、雑に収納された下着類がパンパン。夏物も冬物もごちゃ混ぜに詰め込まれていました。しかし、よくよく振り返ってみると、それぞれのシーズンで実際に来ているのってお気に入りの2〜3着だけなんですよね。
それ以外のものは、ケースの奥深くでじっと眠っている状態。「なんなら、まだ居たのか!」と、存在すら忘れていたものまでありました。
こんまりさんの教えの通り「今までありがとう」と心の中でつぶやきながら、それらを容赦なく手放したところ、衣装ケースの中は一気にすっきり!
今後は、ただ何となく安さや勢いで買うのをやめ、「本当に良いものを買って長く着る。傷んだら新しいものを買い、古いものは手放す」。そう心に決めました。まだ使えるからと何となく買ってしまうから、いつの間にか物が増えて管理できなくなってしまうのですね。
あなたのポートフォリオは「パンパンの衣装ケース」になっていないか?
この片付けをしながら、私の頭の中に浮かんだのが「投資のポートフォリオ」でした。
みなさんのポートフォリオ(保有資産の内訳)は、今どうなっていますか?
気がついたら、以下のような状態になっていないでしょうか。
- 「おすすめ」されるたびに、似たような投資信託をいくつも買ってしまっている。
- 流行りのテーマ型投信や、同じようなセクター(業種)の個別株ばかりが並んでいる。
- 「リスク分散」という大義名分の裏で、自分でも管理しきれないほどの銘柄数を抱えている。
もちろん、投資において分散は基本であり、とても大切です。
しかし、「自分が管理しきれないほどの分散」は、逆効果かもしれません。
さきほどの衣装ケースの奥で眠っていた下着のように、「持っていてもいなくても、資産全体のパフォーマンス(運用成果)にほとんど影響がない、存在を忘れた銘柄」はありませんか?
値動きを追うのも面倒になり、ログインした時に「あ、そういえばこれ持ってたな……」と思うだけの銘柄。それらは、思い切って売却してしまったほうが、管理の手間(脳のメモリ)が減って、圧倒的にすっきりします。
ポートフォリオを「ときめく少数精鋭」にする3ステップ
こんまりメソッドをそのまま資産運用に当てはめると、次のような感じになります。
ステップ①:まずは手放す(売却)
保有している銘柄や投資信託を眺めてみてください。
「これを持っているとワクワクする(長期的な成長が楽しみ、毎月の分配金が心地いい)」と思えるでしょうか?
もし、「なんとなく持っているだけ」「値動きを見るのが苦痛」「存在を忘れていた」というものがあれば、一度売却して現金化(手放す)してみる。
ステップ②:カテゴリー別に整理する
資産を「コア(インデックス投信や主力の高配当株・ETFなど)」と「サテライト(少し冒険する個別株など)」のように、特性ごとのカテゴリーに分けて整理します。
ステップ③:残った資産の「定位置(目標比率)」を決める
本当に信頼できて、長く付き合いたい「一軍の資産」だけに絞り込んだら、それぞれの資産の割合(アロケーション)という名の「定位置」をバシッと決めてあげます。あとは、その定位置から大きくズレていないかを定期的にチェックする。
最後に:すっきりしたポートフォリオで、心地よい暮らしを
下着の買い方と同じで、投資も「ただ何となく増やす」のをやめることが、洗練されたポートフォリオへの第一歩です。
自分が完全に把握できていて、自信を持ってホールドできる「少数精鋭のポートフォリオ」は、管理が楽なだけでなく、相場の嵐が来たときにも慌てずに済みます。
私もまだまだ完璧なポートフォリオとは言えませんが、それでもFIREする前にある程度整理したことで最近はポートフォリオをいじくることは減りました。そうすることで管理コスト(脳のメモリ)を減らし、自分が心地よくいられる状態に近づいたと感じています。
皆さんも是非家の片付けとともにポートフォリオの片付けもしてみてはいかがでしょうか。











